発題1「それでも日本に原発は必要なのか?」
講師 青木 美希
世界で再エネは伸び続け、2025年にはついに再エネが34%と世界最大の電力源となりました。原発は9%と横ばいです。日本では再エネは20%前半で停滞しています。エネルギー自給率は日本は15%と著しく低く、OECD38か国中37位。ガソリン不足、原油不足のいま、日本のエネルギーの自立を目指さねばならないときにあります。ところが、日本政府側は独自に「原発優先ルール」を設け、原発が動けば動くほど電力が余るとして再エネ発電を捨てさせています。再エネ発電事業者が破綻していきます。原発のウランは100%輸入です。このままでは自立はさらに遠のきます。私たちの安全安心な生活のために、私たちができることは何でしょうか。
発題2「再生可能エネルギーが切り開く未来
― 脱炭素時代の課題と希望」
講師 横山 椋大
近年、世界では再生可能エネルギーへの転換が急速に進んでいます。再生可能エネルギーは、気候変動対策だけでなく、エネルギー安全保障の向上や地域経済の活性化、災害に強い地域づくりにもつながる重要な選択肢です。 しかし日本では、「再エネは高い」「不安定」「景観を壊す」といった否定的なイメージも根強く残っています。
本会では、こうした論点をデータや国際的枠組みから検証し、なぜ世界で再エネシフトが進んでいるのか、そして日本で転換が進みにくい背景や、地域との対立をどう乗り越えるべきかについて会場とともに議論します。地域と共生するエネルギーのあり方と、その実現に向けた社会的プロセスについて考える機会を作ります。
◎スケジュール◎
【1日目】10月11日(日)
16:00~16:30 オリエンテーション
参加者紹介
16:30~18:00 発題講演1
青木 美希さん
18:00~19:00 夕 食
19:00~20:30 はなしあい
コメント:福島の避難当事者からの訴え
原発賠償京都訴訟元原告 川﨑安弥子さん
20:30~ 講師を囲む自由懇談
【2日目】 10月12日(月・祝)
8:00~ 9:00 朝食
9:00~10:00 自由時間
10:00~11:30 発題講演2
横山 椋大さん
11:30~12:00 質疑・はなしあい
12:00~13:00 昼 食
13:00~14:00 グループ別はなしあい
14:00~14:20 休憩
14:20~15:30 総合討論
15:30 閉 会
◎申込は下記より ↓ (クリックするとフォームが開きます)
2026年10月11日 (日) 〜 10月12日(月・祝) (日)16:00~(月)15:30
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:16,000円、学生14,000円
(1泊3食、京都市宿泊税200円込)
〔個室希望、差額1,200円 宿泊税差額込〕
【1日目のみ(夕食込)】 5,500円[学生4,500円]【2日目のみ(昼食込)】4,500円[学生3,500円]
締切日:2026年10月6日
*お申込みには、電子メールなどで受付のお知らせをお送りします。申込み後2~3日経っても返信が無い場合は、お問合せください。
*前日正午以後のキャンセル、変更には、キャンセル料金が発生します。
《学生遠方交通費補助》
行程概ね400キロ以上の場合、(例:横浜/山口以遠)交通費を3,000円補助します。ご相談ください。
<講師プロフィール>
青木 美希(あおき みき) 氏
ジャーナリスト、作家、日本ペンクラブ言論表現副委員長
ジャーナリスト、作家。東京在住。1997年北海タイムス入社。同紙の休刊にともない、1998年9月に北海道新聞入社。札幌での警察担当のときに北海道警裏金問題を手がける。2010年9月、全国紙に入社。東日本大震災では翌⽇から現場で取材した。現在も個人として取材活動を続けている。「道警裏金問題」取材班として菊池寛賞。同取材班と、のちの原発事故検証企画「プロメテウスの罠」、「手抜き除染」報道の両取材班で、新聞協会賞を3度受賞。『地図から消される街』(講談社現代新書)は福島第一原発事故の実情を描き、貧困ジャーナリズム大賞、日本医学ジャーナリスト協会賞特別賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞。前作『なぜ日本は原発を止められないのか?』(文春新書)は第5回「ジャーナリズムXアワード」の最高賞であるX賞(大賞)など3賞を受賞。2023年から日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長も務める。
イタリア、ドイツ、韓国で取材した2026年2月出版の『それでも日本に原発は必要なのか?潰される再生可能エネルギー』(文春新書)は、出版後一か月たたずに3刷となっている。
<講師プロフィール>
横山 椋大(よこやま りょうた) 氏
京都大学大学院/若者気候訴訟原告
2000年三重県生まれ。2026年度より京都大学大学院 経済学研究科博士後期課程在籍。修士(地球環境学)。皇學館大学教育学部を経て、公立鳥取環境大学環境学部へ3年次編入。学生時代には鳥取県の中山間地域に移住し、地方創生や農村活性化に関わる。COP28では学生使節団リーダーとしてドバイでの国連気候変動会議に参加。現在は、エネルギー・環境分野の研究だけでなく、「実践と理論の両立を信条に」、再エネ関連事業、ジャーナリズム、市民活動、若者気候訴訟の原告として幅広く活動中。2026年3月にはバイバイ原発きょうとでスピーチをし、「社会正義」と「民主主義」から現在のエネルギー政策の問題点を訴える。研究テーマは「地域脱炭素を推進する複数自治体によるガバナンス」。