


「孤独でいること」と「公共性への回路を持つこと」。私のこれまでの哲学研究や文筆活動はこの話に終始してきたといえます。
現代のメディア環境を踏まえると、前者には、世間や熱狂からの防衛術の面があって積極的な意義を⾒出しやすいのに対して、後者には、社会とつながったつもりで特定の 「界隈」(クラスタ)とだけつながって共振し合うという事態につながりがちで、搦手が必要になりそうです。
孤独と公共性を両立するためにどんな手が打てるでしょうか。丁寧に問題を整理した上で、キルケゴールの実存についての哲学を援用しながら、ありうべき哲学について考えてみたいと思います。
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