今年は戦後80年、「日韓条約」から60年の節目の年です。この間日本は、植民地支配に対する謝罪や補償について、真摯に向き合ってきたのでしょうか。今では幅広い世代でK-pop・韓国ドラマなどを楽しんだりコリア語を学んだりするようになった一方で、歴史を学び、語ることを避ける傾向も同時に存在します。日本と朝鮮半島との関わりや日本とコリアの近現代史を学びなおし、共に東アジアの平和と友好を築く隣人となれるように、一人の市民としてできることを考えていきましょう。
◎ セミナー当日のタイムテーブル
【1日目】
16:00 ~ 第1セッション
「日韓条約とは何だったのか-基本条約と請求権協定を中心に-」
・出会いのワーク
・ミニワーク
・太田さんのお話
・はなしあいと質疑応答
18:00 ~ 夕 食/チェックイン
19:00 ~ 第2セッション
「自分史から見たコリアと日本、東アジア-なぜ朝鮮史を研究することになったのか」
・ミニワーク
・太田さんのお話
・はなしあいと質疑応答
21:00 ~ 交流会
【2日目】
8:00 ~ 朝 食/チェックアウト
9:00 ~ 第3セッション 「1950年代の在日朝鮮人『特権』論について」
・ミニワーク
・太田さんのお話
・はなしあいと質疑応答
12:00 終了予定
<後 援>
京都市教育委員会
京都府教育委員会(申請中)
認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)

2025年12月20日 (土) 〜 21日(日) (土)16:00~(日)12:00
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:13,500円(1泊2食込)
(消費税、京都市宿泊税200円込)
定 員:20名程度
締切日:12月14日(日)、または、定員に達し次第。締め切り日以降は、お問合せください。
*宿泊は、2~3名1室を基本とします。個室ご希望の場合+1,000円ご負担ください。(申込の際ご希望をお知らせください。)
*2日目昼食ご希望の方は申込時にご予約ください。(1,150円)
*部分参加については事務局にお問合せ下さい。
*直前の取り消し、ご変更は、キャンセル料がかかることがあります。
<講師プロフィール>
太田 修 (おおた おさむ) 氏
同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教員
同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教員。朝鮮現代史、近現代日朝関係史専攻。
主な論著に「独裁と民主の相克」(『アジア人物史 第12巻 アジアの世紀へ』集英社、2024年)、『〔新装新版〕日韓交渉―請求権問題の研究』(クレイン、2015年)、『朝鮮近現代史を歩く―京都からソウルへ』(思文閣出版、2009年)、編著に『植民地主義、冷戦から考える日韓関係』(同志社コリア研究センター、2021年)などがある。