社会
2024年度修学院フォーラム「社会」
第1回 預言書に学ぶ非戦のこころ ―第2イザヤを中心に
《シリーズ 戦争と平和》

 

会場 とモートZOOM 
今回講師は、会場で講演し、はなしあいに参加します。
  参加者は、次のいずれかの方法で参加できます。


[来館参]

  関西セミナーハウスの会場に集まり、講演を聞き、話し合いに参加します。 

 [リモート参加] 

  パソコンかスマートフォンを利用して、任意の場所でネットを通して参加することができます。申し込みの際にメールアドレスをお知らせください。締切後、アドレスあてにZoomの招待状をお送りします。

講師:石川 立 
(同志社大学名誉教授)
 2023年10月7日にパレスチナ自治区ガザを支配する武装組織ハマスがイスラエルを襲撃しました。それ以降、イスラエルはガザ地区の武装勢力を容赦なく攻撃し続けています。軍事力において圧倒的にまさるイスラエルは、ガザ地区に住む多くの民間人を巻き込んで、残忍な戦闘を繰りひろげています。このような戦争に大義はあるのでしょうか。イスラエルはヘブライ語聖書(旧約聖書)に証しされた神の選びに基づいて自分たちの国と土地を守るのだと主張しているように思います。しかし、このような聖書の解釈は適切なのでしょうか。
 ヘブライ語聖書は民族主義的な特徴も確かにもっており、そこには戦いの記事が溢れていますが、一方で、預言書には民族主義を批判し、これをほどきとかして、その先を指し示す神の言葉が陳べられています。この神の言葉は平安と祝福を語り、とりわけ貧しく無力な人々に希望を与えるものです。今回のフォーラムでは、おもに第2イザヤ(イザヤ書40~55章)の非戦の心の声に耳を傾けたい。さらに、現代の預言者とも言えるフランスの哲学者レヴィナスの倫理思想にも学びたいと思います。


◎スケジュール◎
13:30~14:30 開会/発題講演         
14:30~15:00 休 憩
15:00~16:00 質疑とはなしあい/閉会
16:00~17:00 講師を囲むひととき(自由参加)


【来館参加の方へ】

・参加費は、当日受付でお願いします。
・ご体調のすぐれない方は、参加をお控えください。
・マスクの着用は任意ですが、着用お願いの際は、ご協力をお願いします。

【ZOOMによるリモート参加の方へ】 
・ メールまたは、Webサイト申込フォームからの申込みを受付後、ログインの案内を送信します。
・ 当日13:30までにログインしてください。
・ 参加費は、下記いずれかにお振込みください。

 【郵便振替】 01020-1-5184(店番109 当座0005184)
    加入者名 関西セミナーハウス活動センター
 【京都銀行】 修学院支店 (コード 0158 店番145)
    普通預金 3192884
     名義  公益財団法人日本クリスチャン・アカデミー
        関西セミナーハウス活動センター
          所長代行 榎本 栄次
*お振込の証票をもって領収書に代えます。別途領収書が必要な方はお知らせください。

 リモート映像の録画、録音は、ご遠慮ください。




2024年4月13日 (土) 13:30 ~ 16:00
場 所:関西セミナーハウス、
   または、リモート参加 (Zoom)
参加費:2,000円、学生500円
  (リモートの方は振込または
   オンライン決済(準備中)でお願いします)
締切日:2024年4月10日
<講師プロフィール>
石川 立(いしかわ りつ) 氏
同志社大学名誉教授
 1953年、愛知県に生まれる。東京大学、テュービンゲン大学、京都大学、同志社大学、ミュンヘン大学に学ぶ。専攻は、聖書学、聖書解釈学、解釈学的神学。日本基督教団倉敷教会で担任教師(伝道師、副牧師)をつとめる(1986~1990年)。同志社大学神学部(1996~2023年)で旧約聖書、新約聖書、聖書解釈学などを担当する。現在、同志社大学名誉教授、日本基督教団京都丸太町教会担任教師。 共著:『新共同訳旧約聖書略解』(日本基督教団出版局)、『苦難と救済:闇の後に光あり』(教文館)、『詩編をよむために:聖書協会共同訳』(日本聖書協会)、『ここが変わった!「聖書協会共同訳」』(日本キリスト教団出版局)など。 訳書:ヴァイザー著『ATD旧約聖書註解21 エレミヤ書 25-52章』(ATD・NTD聖書註解刊行会)など。
  
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