私たちは、これまで世界が直面する課題を自分ごととして考える学びの場をめざし、学校教育や社会教育にとりくんできました。しかし、その中で本当に伝えたい「思い」を伝えることができているのでしょうか?
この問いを基本に、今回のセミナーでは、何か特定のテーマについて知識を得たり手法を学んだりするのではなく、自分の"伝えたい"を探します。くるみざわさんの演劇づくりを手がかりに、自身の経験をふりかえり、語り、問いかける体験を通して、ともに考えましょう 。
◇タイムスケジュール◇
【1日目】 15:30 ~ 受 付
16:00 ~ 【第1セッション】 「その人」の探し方
・自己紹介・ミニワーク
・くるみざわさんのお話
・質疑応答 わかちあい
18:00 ~ 夕 食・休 憩
19:00 ~ 【第2セッション】 私の「その人」を探す
・くるみざわさんのワークショップ①
・ふりかえり
21:00 交流会(予定)
【2日目】 8:00 ~ 朝 食・チェックアウト
9:00 ~ 【第3セッション】 私の「その人」を語る
・目覚ましのミニワーク
・くるみざわさんのワークショップ②
・ふりかえり
12:00 終了予定
・セミナー中、マスクの着用をお願いします。
・ご体調のすぐれない方は、参加をお控えください。
<後 援>
京都市教育委員会
京都府教育委員会
認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)
公益財団法人 京都府国際センター
2023年9月 9日 (土) 〜 10日(日) (土)16:00~(日)12:00
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:11,000円(1泊2食込)
(京都市宿泊税200円別途)
定 員:20名
締切日:9月3日(日)、または、定員に達し次第。締め切り日以降は、お問合せ下さい。
*宿泊室についてお知らせください
1.相部屋でよい/同室希望者 なし・あり〔 〕さん 2.個室希望 3.その他ご希望
*部分参加については事務局にお問合せ下さい。
*前日正午以降の取り消し、ご変更は、キャンセル料がかかることがあります。
<講師プロフィール>
くるみざわ しん 氏
劇作家・精神科医
1966年長野県生まれ。1995年に震災後の神戸で精神科医として働き始め、現在は大阪・東京・千葉で勤務を続けている。劇作家としても作品を発表し、代表作に『忠臣蔵・破 エートス/死』(文化庁芸術祭賞新人賞)など。2023年8月にはナチスドイツ下を生きた子供たちの姿を描いた『あの頃はフリードリヒがいた』(原作 ハンス・ペーター・リヒター)を大阪で、11月には放射性廃棄物の最終処分場を町に誘致しようとする男達を描いた『同郷同年』(OMS戯曲賞・日本の劇戯曲賞)を東京で上演予定。2016~17年には長野県の阿智村の村民劇プロジェクトに関わり、侵略の手段だった「満蒙開拓」をテーマにした演劇作品の創作・上演に取り組んだ。