社会
2020年度修学院フォーラム「社会」
第1回 〈公開講座〉
「『誰にも言わないと言ったけれど』を「今」読むということ
-ジェイムズ・H・コーンとブラック・ライブズ・マターを繋ぐ霊性ー」
会場参加の他、モート参加ZOOM〉も可能です。

講師はアメリカからインターネットを通して講演し、話し合いに参加します。参加者は、次のいずれかの方法で参加できます。

[来館参加] 関西セミナーハウスの会議室に集まり、大画面に投影した画像とスピーカーを通して講演を聞き、話し合いに参加します。

[リモート参加] パソコンかスマートフォンを利用して、任意の場所でネットを通して参加することもできます。その場合は、申し込みの際にメールアドレスをお知らせください。メールアドレスあてにZoomの招待状を送ります。開催時間が近づいたら、その招待状に応答して会に参加してください


アメリカとの時差の関係で、午前中の開催です。

講師:榎本 空 
(ノースカロライナ大学チャペルヒル校人類学専攻博士後期課程)
 2018年4月に死去した黒人神学の父、ジェイムズ・H・コーン。キリスト教に根を張る人種差別を告発し、黒人の解放者としてのイエスを鮮やかに描き出す彼の神学は、ブラック・ライヴズ・マター運動の衝撃とともに、新たな関心を持って読まれ、読み直されているようです。果たして、彼の神学を「今」読むことに、どのような意義があるのでしょうか。
 私は、最晩年のコーンに直接学ぶ機会を与えられただけでなく、彼が遺した自叙伝『誰にも言わないと言ったけれど』の翻訳を手掛けることを許されました。本セミナーでは、皆様とともに本書に聴く中で、彼の声の現在性を探りたいと思います。 「ブラック・ライヴズ・マター」との叫びは、確かに黒人の政治的、社会制度的な解放を求めるものです。しかし本書の灯の下にそれを聴く時、私たちはそこに「抵抗を生み出す黒人の霊性」(P211)をも聴き取るのではないでしょうか。人間となるとはいかなることなのか、400年にわたりこの問いと相対してきた黒人の霊性に、ともに学びましょう。


◎スケジュール◎

10:00~11:00 発題(リモートによる)
         榎本 空さん
11:00~11:10 休憩
11:10~12:00 質疑・はなしあい
1
2:00     終了予定


【来館参加の方へ】

・ ご出発前に、検温をお願いします。(お忘れの場合、来館時にお願いいたします。)

・ ご体調のすぐれない方は、参加をお控えください。

・ セミナー中、マスクの着用をお願いします。


【ZOOMによるリモート参加の方へ】


・ メールまたは、Webサイト申込フォームからの申込みを受付後、ログインの案内を送信します。
・ 当日10:00までにログインしてください。
・ 参加費は、下記いずれかにお振込みください。

 【郵便振替】 01020-1-5184(店番109 当座0005184)
    加入者名 関西セミナーハウス活動センター
 【京都銀行】 修学院支店 (コード 0158 店番145)
    普通預金 3192884
     名義  公益財団法人日本クリスチャン・アカデミー
        関西セミナーハウス活動センター
          所長代行 榎本 栄次
*お振込の証票をもって領収書に替えます。別途領収書が必要な方はお知らせください。

リモート映像の録画、録音は、ご遠慮ください。

 

関西セミナーハウス」は、101より休業を予定しております。この機会にご来館をお待ちしております。なお当センターは、休業いたしません。

 

2020年9月19日 (土) 10:00~12:00
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:来館/リモートいずれも 1,000円
締切日:《要申込み》9月16日までに 電子メール、WEBフォーム等でお申し込みください。来館参加希望の方は、Fax、電話でも受け付けます。
*お申込みには、事務局から電子メールか電話で受け取りのお知らせをします。申込み後2~3日経っても返信が無い場合は、不着の可能性がありますので、お電話などでお問い合わせ下さい。
<講師プロフィール>
榎本 空(えのもと そら) 氏
ノースカロライナ大学チャペルヒル校人類学専攻博士後期課程
1988年、滋賀県に生まれ、沖縄県伊江島で育つ。同志社大学神学部修士課程修了。台湾・長栄大学で神学者C.S.ソンに師事。米・ユニオン神学校S.T.M.卒業。2018年よりノースカロライナ大学チャペルヒル校人類学専攻博士後期課程に在籍
2020年3月、ジェイムズ・H. コーン著『誰にも言わないと言ったけれど-黒人神学と私』翻訳を上梓(新教出版社)
  
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