福祉
2020年度修学院フォーラム「福祉」〈共催〉(公財)京都YWCA(予定)
第1回 〈特別公開講座〉
「宣教と当事者研究―"精神障がいと教会"の経験から」
モート参加あり  ZOOM

講師、会場、リモート参加者をネットでつないで、講演、質疑、はなしあいを共有します。

 

 


講師:向谷地 生良 
(北海道医療大学 教授、社会福祉法人浦河べてるの家理事)
 北海道札幌市からおよそ200キロ東南に下ると日高山脈と太平洋とに囲まれた日高の浦河町があります。当地は日高昆布などの海の幸と競走馬の故郷としても有名ですが、最近は夏苺の産地としても知られています。
 浦河教会は、北海道特別開拓伝道(北拓伝)によって1956年に設立されて以来、65年の時を刻む中で、「浦河べてるの家-1984年」(以下べてる)を生み出した教会として知られています。そこから生まれたのが「地域の悩みを教会の悩みに」という祈りから生まれた"悩む教会"という理念です。そして、教会に集う精神障害をもった若者たちと地域の有志が浦河教会の古い会堂を活用し、全国の教会に向けた地場の日高昆布の産地直送に挑戦したことからはじまった、べてるが生み出したもう一つの活動が「当事者研究」という"人と場の和解"をめざした取り組みです。
 このたびは、皆さんと「当事者研究」を通じた経験交流を通じて、「今日における宣教」を考えたいと思います。


◎スケジュール◎

16:00~16:30 オリエンテーション
16:30~18:00 発題(リモートによる)
  「浦河教会宣教の歩みと当事者研究」
  「当事者研究を体験しよう」
          向谷地 生良さん
    ゲスト:日本基督教団浦河教会
       五味 一牧師 と 信徒のみなさん

18:00~19:00 夕 食(休憩)
19:00~21:00 質疑・はなしあい
21:00     終了予定


当初、1泊2日の予定でしたが、新型コロナ感染症予防に考慮し、
 日帰り、リモート併用開催した。

【来館参加の方へ】

・ ご出発前に、検温をお願いします。(お忘れの場合、来館時にお願いいたします。)

・ ご体調のすぐれない方は、参加をお控えください。

・ セミナー中、マスクの着用をお願いします。


【ZOOMによるリモート参加の方へ】


・ メールまたは、Webサイト申込フォームからの申込みを受付後、ログインの案内を送信します。
・ 当日16:00までにログインしてください。
・ 参加費は、下記いずれかにお振込みください。

 【郵便振替】 01020-1-5184(店番109 当座0005184)
    加入者名 関西セミナーハウス活動センター
 【京都銀行】 修学院支店 (コード 0158 店番145)
    普通預金 3192884
     名義  公益財団法人日本クリスチャン・アカデミー
        関西セミナーハウス活動センター
          所長代行 榎本 栄次
*お振込の証票をもって領収書に替えます。別途領収書が必要な方はお知らせください。

リモート映像の録画、録音は、ご遠慮ください。

 


2020年8月30日 (日) 16:00~21:00
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:来館 3,000円 (夕食、資料代込み)
   リモート 1,000 円(資料代込み)

  ◎終了後、宿泊(素泊まり)できます。[要予約]
    お1人様3,200円(市宿泊税込)
    ・シングル差額なし
締切日:《要申込み》8月26日までに 電子メール、WEBフォーム等でお申し込みください。来館参加希望の方は、Fax、電話でも受け付けます。
*お申込みには、事務局から電子メールか電話で受け取りのお知らせをします。申込み後2~3日経っても返信が無い場合は、不着の可能性がありますので、お電話などでお問い合わせ下さい。
*前日正午以後のお食事のお取り消しには、キャンセル料金が発生します。
<講師プロフィール>
向谷地 生良(むかいやち いくよし) 氏
北海道医療大学 教授、社会福祉法人浦河べてるの家理事
青森県十和田市出身 日本キリスト教団浦河教会会員 1978年4月より北海道日高にある総合病院のソーシャルワーカーとして働きながら精神障害などをもつ当事者と「浦河べてるの家」(1984年4月)の設立に参加。2003年4月より、北海道医療大学看護福祉学部で教鞭をとり、当事者研究の普及に取り組んでいる。
著書「べてるの家の非援助論―医学書院」、「べてるの家から吹く風・いのちのことば社」、「精神障害と教会・いのちのことば社」他多数
  
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