社会
2019年度修学院フォーラム「社会」
第5回 「北東アジアの地政学的変動とキリスト教徒の責任」

講師:佐藤 優 
(作家・元外務省主任分析官)

写真提供 講談社(撮影 森 清)無断転載不可


  2019年に日韓関係が急速に悪化した。報道では、日本政府の韓国への輸出規制強化、GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)をめぐる騒動が中心であるが、その背景には地政学的要因がある。朝鮮戦争終結後、韓国は地政学的に海洋国家として発展してきたが、2018年6月12日のシンガポール米朝首脳会談によって米国と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)との関係の改善にともない韓国が大陸国家化し、中国と戦略的連携を強めている現状を分析する。このような緊張の激化に対して、キリスト教徒はどう対処すべきかについて、共に考えていきたい。

◎スケジュール◎
 
 13:30~15:00   講演・発題
 15:00~15:30   コーヒーブレーク 
 15:30~17:30  質疑とはなしあい







2020年2月 8日 (土) 13:30-17:30
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:3,000円 学生500円(コーヒー込)
締切日:2月5日
<講師プロフィール>
佐藤 優(さとう まさる) 氏
作家・元外務省主任分析官
1960年東京都生まれ。1979年同志社大学神学部入学、1985年同大学院神学研究科修了、1985年外務省入省、英国陸軍語学学校、モスクワ国立大学で研修した後、在ソ連(その後ロシア)日本大使館に勤務。2002年、鈴木宗男事件に連座して東京地検特捜部により、逮捕、起訴。2009年に最高裁で執行猶予付有罪判決確定。2013年執行猶予期間満了。 著書は、『国家の罠』(新潮文庫)、『国家論』(NHKブックス)、『宗教改革の物語』(角川書店)、訳書はフロマートカ『人間への途上にある福音』(新教出版社)など多数。 
  
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