社会
2019年度修学院フォーラム「社会」
第2回 <平和を考える 2>
「憲法9条と自衛隊─両立か対立か―」

講師:松竹 伸幸 
(編集者・ジャーナリスト、「自衛隊を活かす会」事務局長)
 戦後長い間、憲法9条と自衛隊は対立するものと考えられてきた。9条で戦力は持たないと明記しているにもかかわらず、自衛隊は紛う方なき戦力であったから、当然のことではある。しかし、9条のもとで「専守防衛」という独特な政策が編み出され、災害救助に専念してきたことにより、憲法違反を疑われた自衛隊は国民の大多数からリスペクトされる存在になっている。9条と自衛隊の関係をどう捉え直すべきかを提言する。 


◎予定スケジュール

          13301500     発題講演                  

                15001530     コーヒーブレーク 

            15:30~1730   質疑とはなしあい

             

2019年7月27日 (土) 13:30~17:30
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:2,300 円、学生 1,000 円(コーヒー付)
締切日:2019年7月24日
<講師プロフィール>
松竹 伸幸(まつたけ のぶゆき) 氏
編集者・ジャーナリスト、「自衛隊を活かす会」事務局長
 編集者・ジャーナリスト、「自衛隊を活かす会」事務局長(同会の正式名称は「自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会」代表=柳澤協二)。 1955年、長崎県生まれ。一橋大学社会学部卒業。日本共産党政策委員会安保外交部長などを経て、2006年よりかもがわ出版に勤務。昨年末に同社編集長を退任し、現在は編集主幹。
 主な著書に、 『北朝鮮問題のジレンマを「戦略的虚構」で乗り越える』(あおぞら書房)、『改憲的護憲論』(集英社新書)、『対米従属の謎』『集団的自衛権の深層』『憲法九条の軍事戦略』(平凡社新書)、『慰安婦問題をこれで終わらせる』(小学館)、 『「日本会議」史観の乗り越え方』『9条が世界を変える』(かもがわ出版)など。
  
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