福祉
2018年度修学院フォーラム「福祉」
第2回 キリスト教と社会福祉
―他者の痛みへのコンパッション(共感共苦)をめぐって―

講師:木原 活信 
(同志社大学社会学部教授)
 映画「地の塩 山室軍平」が上映されて以来、キリスト教と社会福祉に少し関心が高まっているようである。そこで、その歴史的背景、思想的背景を紹介しながら、キリスト教と社会福祉の関係について考えるときとしたい。その際、福祉の根本哲学である「他者の痛みへのコンパッション」(共感共苦)について、聖書を参照にしてじっくり議論していきたい。それを踏まえて、できるだけ具体的に事例をとりあげながら福祉援助の実践原理について考えてみたい。


◎予定スケジュール

          13301500     発題講演                  

                15001530     コーヒーブレーク 

            15:30~1730   質疑とはなしあい

             

2019年2月16日 (土) 13:30~17:30
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:2,300 円、学生 500 円(コーヒー付)
締切日:2019年2月13日
<講師プロフィール>
木原 活信(きはら かつのぶ) 氏
同志社大学社会学部教授
 同志社大学社会学部教授。博士(社会福祉学)。専門は福祉思想史・福祉哲学。日本キリスト教社会福祉学会会長。日本社会福祉学会副会長。社会福祉法人京都基督教福祉会、イエス団評議員。
 主著『J.アダムズの社会福祉実践思想の研究 』(川島書店1998、福武直賞)、『社会福祉と人権』(ミネルヴァ書房2014)、『弱さの向こうにあるもの』(いのちのことば社2015)。NHK「こころの時代」、「ラジオ深夜便」などに出演。
  
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