開発教育
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2015年度開発教育セミナー
第4回 歴史認識を鍛える~植民地、戦場の日本人
 人権・平和・環境などの地球的課題がテーマの参加型学習。特に日本と世界とのつながりを「持続可能な開発」をキーワードに考える。
講師:内海 愛子 
(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長)
 アジア太平洋戦争が終わって70年。私たちは、かつて植民地として、あるいは戦時の支配地として被害を与えた国々と、よき隣人となることができているでしょうか。戦争は前ぶれもなく日常生活に入り込んできます。"戦後"を"戦前"としないために、何が求められているのかをともに考えていきましょう。

≪オプション≫
フィールドワーク

京都にも空襲があった~馬町空襲の跡地を訪ねる

 10月3日(土)13301500

13:30 京阪「清水五条」改札前(地下) 集合

13:50 京都市白河総合支援学校東山分校に到着

14:00 石本喜代史さんのお話と資料見学

15:00 関西セミナーハウスに移動

【1日目】

     15:30 ~ 受 付
   16:00 ~  セッション1:日本はどこで誰と戦い、誰に降伏したのか?
             ・フォトランゲージ:アジア太平洋戦争
            ・内海さんのお話
            ・元兵士(近藤一さん)のお話(DVD)
   18:00 ~ 夕 食 
     19:00 ~  セッション2:なぜ日本は植民地責任、戦争責任と向き合ってこなかったのか?
            ・内海さんのお話
             ・グループで話し合い ①
    21:00 ~ 交流会

【2日目】
     8:00  ~ 朝  食
     9:00  ~ セッション3:多角的に歴史をみることは可能か?
             ・シミュレーション:在日外国人の戦争・在外日本人の戦争
            ・内海さんのお話
            ・グループで話し合い ②  教材を作ろう!
            ・意見交流、ふりかえり
     12:00    終了予定

 

2015年10月 3日 (土) 〜 4日(日) (土)16:00~(日)12:00 (オプション 10月3日(土)13:30~15:00)
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
※オプション 現地集合
参加費:10,500円(1泊2食込)、
オプション参加費500円、 移動交通費別(実費)
定 員:セミナー30名、オプション20名
締切日:9月27日
<講師プロフィール>
内海 愛子(うつみ あいこ) 氏
大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長
早稲田大学卒業。日本朝鮮研究所所員、インドネシア・パジャジャラン大学の日本語教師。帰国後、アジア太平洋資料センターで多国籍企業研究:「エビ研究会」(村井吉敬・鶴見良行ら)で80年代、インドネシア、フィリピンのエビ養殖場を歩く。そこは日本軍が占領していた地域でもあり、エビや真珠の話とともに日本軍の話を住民から聞く。なお、戦後はオランダが戦争裁判を行っている。恵泉女学園大学、早稲田大学大学院客員教授を経て、現在、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター特任教授。  主な著書に『朝鮮人BC級戦犯の記録』(勁草書房)、『マンゴーの実る村から アジ アの中のニッポン』(現代書館)、『スガモ・プリズンー戦犯たちの平和運動』(吉川弘文館)、『戦後補償から考える日本とアジア』(山川出版社)『日本軍の捕虜政策』(青木書店)、『キムはなぜ裁かれたのかー朝鮮人BC級戦犯の軌跡』(朝日新聞出版)、『戦後責任 アジアからのまなざしに応えて』(共著 岩波書店)など。
  
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