いのち
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2014年度修学院フォーラム「いのち」
第3回 グリーフケアを考える ―人は大切なものを喪失し、なぜ悲しみ嘆くのか
最近「ケア」という言葉をよく耳にします。今日の医療・福祉の場において大切な「ケア」についてさまざまな視点からはなしあいをできればと願います。人が人をケアするとはどういうことなのか、真面目に考えてみたいと思います。
講師:髙木 慶子 
(上智大学特任教授、上智大学グリーフケア研究所特任所長)
  私たちは思いがけない時、各自にとって大切なものを失くし苦しみます。 人生は喪失体験の連続であり、悲しみ苦しみは日常的に感じるのではないでしょうか。 思いどおりにならない日々の中にあって、それでも私たちはあえぎながらも幸せを求めて生きています。その幸せを求める力を各自は自分の中に持っていることにも気付きたいと願っています。
2015年2月28日 (土) 13:30~16:30(予定)
場 所:関西セミナーハウス 
参加費:2000円、500円 (コーヒー込)
締切日:2015年2月25日
<講師プロフィール>
髙木 慶子(たかき よしこ) 氏
上智大学特任教授、上智大学グリーフケア研究所特任所長
熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。  現在、上智大学特任教授、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。援助修道会会員。  二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。  著書として、『喪失体験と悲嘆-阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくすということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、『悲しみは、きっと乗り越えられる』(大和出版)『それでもひとは生かされている』(PHP研究所)など多数。
  
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