福祉
2014年度修学院フォーラム「福祉」
第1回 認知症・高齢者介護 ~わが国の医療・福祉のあり方を考える~
 福祉はひとの誕生から死まで、さまざまな場面でひとと寄り添い、ひととともに生きようとする営みです。さらに、 喪失の悲しみは、残された者に死によって終わることのない生の意味を問いつづけます。 介護、終末期医療、 葬送など、人生の局面を通して、われわれ自身のいのちと福祉のあるべき姿をともに考え、ともに語り合いましょう。
講師:中島 健二 
(京都府立医科大学名誉教授、神経内科医師)
 現在わが国は世界一の少子高齢国家です。出生率の低下と高齢化率の上昇は今後も加速すると予測されます。高齢者の増加は認知症の増加をともない、若い世代の減少は経済基盤を脆弱化させます。医療と福祉は必然的に政治、経済、法律、文化などを巻き込みながら変貌していくでしょう。
 本日は認知症を含む高齢者の介護のありかたについてお話しします。時間が許せば少子化問題も述べたいと思います。皆様との討論を楽しみにしています。
2014年4月19日 (土) 13:30~17:00
場 所:日本基督教団世光教会(京都市伏見区桃山町泰長老175シャルム世光7階)
参加費:500円
締切日:4月16日
*会場が外部会場ですのでご注意ください。 *会場への地図は、下記「要項pdf」をご覧ください。 *今回送迎車はありません。
<講師プロフィール>
中島 健二(なかじま けんじ) 氏
京都府立医科大学名誉教授、神経内科医師
1939年東京都出身。京都府立医科大学卒業。同大学院修了(精神医学専攻)。精神科医、脳神経外科医を経て神経内科医に転じた。1990年~2002年:京都府立医科大学神経内科・老年内科学教室教授。  著書に「痴呆症—基礎と臨床の最前線」(金芳堂)、「この日本で老いる」(世界思想社)、「脳卒中は防げる治せる」(講談社)、「家族のための<認知症>入門」(PHP新書)等がある。
  
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