社会
2017年度修学院フォーラム「社会」
第2回 〈宗教と戦争を考える―4〉
内村鑑三の戦争観

講師:岩野 祐介 
(関西学院大学神学部教授)
  無教会主義キリスト教の創始者内村鑑三は、日露戦争に際しての非戦論でも有名です。しかし一方で内村の戦争に関する言説には、現代において批判の対象となっているものもあります。とりわけ、非戦主義者が戦死することを贖罪論と結び付けた1904年の「非戦主義者の戦死」がはらむ問題性については度々指摘されています。たとえば高橋哲哉氏は、そこに内村における「犠牲の論理」を見出し、厳しく批判しています。また弟子のひとり斎藤宗次郎が兵役拒否を宣言した際には、踏みとどまるよう直接説得するため、花巻まで赴いたことも知られています。はたして内村には、非戦論をめぐるぶれ、不徹底があるということなのでしょうか。それぞれの場面場面で、キリスト者内村が、どのように聖書を理解し、それを現実の自らのことば・行動と結び付けたのか、検討し考えたいと思っています。


◎予定スケジュール

          13301500     講演・発題                  

                15001530     コーヒーブレーク 

            15:30~17:20   質疑とはなしあい

            17201730  まとめとアンケート記入

2017年11月11日 (土) 13:30~17:30
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:2,300円 学生1,000円(コーヒー込)
締切日:11月8日
<講師プロフィール>
岩野 祐介(いわの ゆうすけ) 氏
関西学院大学神学部教授
 関西学院大学神学部教授
 京都大学大学院文学研究科キリスト教学専修満期退学。文学博士
 著書 『無教会としての教会 -内村鑑三における「個人・信仰共同体・社会」』(教文館)
 共著 土井健司他編著『自死と遺族とキリスト教「断罪」から「慰め」へ、「禁止」から
    「予防」へ』(新教出版社)
    櫻井義秀他編著『よくわかる宗教学』(ミネルヴァ書房)
    関田寛雄他著『平和の神との歩み 1945-2015年』(キリスト新聞社)
  
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