福祉
2015年度修学院フォーラム「福祉」
第1回 希望の介護―認知症を考える「中島塾」にようこそ
  高齢者の介護や、虐待された子供の支援に当たる人々の働きを通し、
 支援を受ける者と与える者が、同じ目線で出会い、喜びと悲しみを
 共有する道を探ります。
講師:中島 健二 
(京都府立医科大学名誉教授、神経内科医師)
 テレビや新聞は連日のように認知症について報道しています。認知症患者が現在500万人、10年後には800万人になるといわれているからです。
 私はかつて高齢者介護の現場で働き、認知症患者さんに日々接していましたが、その時、医療・介護スタッフの教育の重要性に気付きました。そこで認知症の勉強会『中島塾』が生まれ、そこから紬ぎ出されたのが、先ごろ刊行された「希望の介護」―認知症を考える『中島塾』にようこそ―です。
 『中島塾』では認知症の診断や治療だけではなく、認知症高齢者の人権・尊厳、古代から現代までの認知症の歴史とその対応などを語り合いました。
 介護は今や質が求められる時代になりました。それには医療・介護に従事するスタッフの人間性の涵養、換言すれば「人づくり」が求められています。
 本日は『中島塾』をご紹介しますが、高齢者とくに認知症を持つ高齢者のダイナミズム、認知症の人に日々接するご家族の思いに触れていただきたいと願っています。
                              中島健二
2015年7月11日 (土) 13:30~17:30
場 所:関西セミナーハウス(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:2,300円 学生1,000円(コーヒー込)
締切日:7月8日
<講師プロフィール>
中島 健二(なかじま けんじ) 氏
京都府立医科大学名誉教授、神経内科医師
1939年東京都出身。京都府立医科大学卒業。同大学院修了(精神医学専攻)。精神科医、脳神経外科医を経て神経内科医に転じた。1990年~2002年:京都府立医科大学神経内科・老年内科学教室教授。  著書に「痴呆症—基礎と臨床の最前線」(金芳堂)、「この日本で老いる」(世界思想社)、「脳卒中は防げる治せる」(講談社)、「家族のための<認知症>入門」(PHP新書)等がある。今年4月、「希望の介護―認知症を考える 『中島塾』にようこそ」(書肆クラルテ)を上梓した。
  
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